社長の日替わりコラム【元気便り】
【元気便り 280】 選択・集中・差別化 2007年05月12日
先日の住構協の会合でナイスさんが「選択・集中・差別化の3S」と言われました。何でも社長さんがこの言葉をよく使われるそうです。とても味のある、そしてこれからの企業にとっては、とても大切な言葉ではないかと思いました。
と言っても、多くの中から選択することは難しいですし、毎日のいろいろな用事がある中から何かに集中することも大変ですね。そして、差別化、簡単には出来ません。
今年に入ってから、私の会社に来られる大工さんや左官さんから時々言われます。
「世の中の流れが変わった」 今までで、初めて聞く言葉です。実際、私もそう思います。どう変わったかと言いますと、ズバリ仕事が少なくなってきたのです。そのことは、当社に来る問屋の人やメーカーの人、また同業の方に聞いても一緒です。
ところで、先日、買い物に来られた左官さんに聞いてみたら忙しいとのこと。現在、わが町のJR駅の新築工事の左官工事を何千万で請け負っておられるのです。JRと言ったら、専属の○鉄建設です。その○鉄建設の仕事を今までに何回もされているそうです。これこそ、その左官さんにとったら大きな差別化ですね。つまり差別化をしている人はこの時期でも忙しいのです。
さて、我々建材店も、ものすごい淘汰の時代に突入してきています。大きい建材店は、材木から建材・住設・サッシ・瓦・インテリアまで、まとめていくらで勝負してきます。我々が通常買っている問屋が直接工務店に販売するケースも増えてきていますし、インターネットで購入される方もいます。その他、下請けをしている大工さんが自分に入ってきた仕事を、工務店に提供する形も増えています。継続的に仕事をさせてもらうのが理由のようです。
そんなわけで、今後小さい建材店には益々仕事が入りにくい構図になっているようです。
しかし、こうしたピンチは実はチャンスだと思います。仕事が忙しいと満足してしまうし、また忙しさに追われていると、じっくり考える時間もありません。それこそ、何かに集中することも出来ないし、差別化に向うこともないのです。
こんな時期にこそ、自社の差別化を図るにはどうしたらいいのか、どうアピールすればいいのかじっくり考えたいものです。そんな今日この頃でした。
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