社長の日替わりコラム【元気便り】

全盲ろうの福島智さんのお話 2010年03月10日

すんなりと春にはならないようです。昨日はあちこちで雪になったようです。めったに降らない岩国でも積もったと聞きました。でも天気予報によればこの雪も明日からは回復してきそうです。来週の18日には鳥取の若狭中学校で佐古先生の講演会が開催されることになっていて、先生も車で来られるので天気を心配していましたが、何とか大丈夫でひと安心です。

さて、「志高く生きる ~いのち輝かせて~」の小冊子の案内状をA3一枚にまとめてみました。当初は小冊子の原稿すべてを印刷して皆さんに渡していたのですが、コピー代もかさむのです。なので、ホームページから原稿を読んでもらったり、また印刷できるようにフォームを作成してみました。

その案内状の中に入れたのが、全盲ろうの福島智さんのお話。少し文面を抜粋します。

皆さんは福島智さんの名前を聞いたことがありますか。福島さんは東京大学教授です。だが全く目が見えず、全く耳が聞こえないのです。そのようなハンディキャップをかか抱えての東大教授の重責です。福島先生は生まれながらの全盲ろうではありませんでした。まず9歳の時に視力を失い、18才の時に聴力を完全に失ったのです。

皆さんは全く耳が聞こえず目が見えない状況を想像できますか。先生は目が見えなくなったときのショックはまだそれほどでもなかったと言われます。しかし耳まで聞こえなくなったときの衝撃は大変なもので、何日も泣き明かしたと後で振り返っておられます。

全く目が見えず耳が聞こえないということは、自分の周囲との交流の手段が一切奪われるということです。目が見えなくとも、耳が聞こえれば人との会話が可能ですし、周囲の雑音から人が多く集まっているとか車の往来が激しいとか、その場の状況を判断することが出来ます。しかしそれすらも遮断されたとすれば…。

私たちはどんなに想像力を働かせても、その時の智青年の激しいショック、絶望感・孤独感を追体験することは難しいように思います。

この福島さんの話を昨年11月に岩国へ行った際に佐古先生から聞いたときには、大きな衝撃を受けました。もし、自分が福島さんと同じ状況になったら、どう対応できるのだろうか。また、自分の子供がそんなふうになったら、福島さんのお母さんのような対応ができるのだろうか。講演原稿の8頁を是非読んでみて下さい。

昨日は娘達も高校受験。長女が三刀屋高校、次女が私の母校の大東高校を受けました。はたして結果はいかに。娘たちも人生初の受験でドキドキしたようですね。そんな今日この頃でした。

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